あなたの使い方は大丈夫?正しい目薬の使い方

目薬はドラッグストアでもよく見かける、身近な薬です。

みなさんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?

今回はよくある勘違いから、正しい使い方をマスターしましょう!

目次

1回何滴点したらいい?

眼の中に入れることができる液量(結膜嚢の容積)は約0.03mLだと言われています。

目薬の1滴は約0.03~0.05mLですので、理論上は1滴で十分眼にいきわたります。

多くの病院で処方される目薬は1回1滴であることが多いです。

ドラッグストア等で販売されている市販の目薬では1回1~3滴と書かれていることがありますが、以下の理由があるそうです。

セルフメディケーションを主体とする一般用点眼剤は、副作用が少なく効果のわかっている成分を、決められた濃度の範囲内で使用しています。そこで、確実に点眼していただき、効果を十分に発揮させるために、1回1~3滴の範囲で点眼量を設定しています
(参天製薬株式会社ホームページより)

薬によって1回の滴下数が異なるので、説明文や医師の指示通りに使いましょう。

目薬を点した後は?

点眼した後のポイントをお伝えします。

そのまましばらくまぶたを閉じる(1分程度)

参天製薬株式会社ホームページより

目をパチパチする

まばたきをした方が眼全体にいきわたるような感じがありますが、眼から鼻へ目薬が流れだすので、さっと眼を閉じ涙嚢部を軽く押さえましょう。

2種類以上の目薬があるときは?

次の目薬を点すまで5分以上間隔を空けましょう。

次までの間隔が短いと、先に点した薬液が後に点した薬液によって洗い流されてしまい十分な効果が得られないことがあります。

点眼間隔が長い目薬として、ミケラン配合点眼液があります。持続性の成分が含まれているため、10分以上の間隔を空けて、一番最後に点眼するよう記載があります。

どれくらい使える?

目薬は、開封してから一か月が期限です(一般用医薬品は1~3ヶ月程度とされています)。

実は開封直後から、空気中の埃や雑菌で汚染されてしまいます。

また、まつ毛の先やまぶたに目薬の先が触れるだけでも汚染の原因になってしまいます。

安全に目薬を使用してもらうためにも、一か月の期限は守り、期限が過ぎたものは残っていても廃棄しましょう。

市販の目薬でも、開封後期限が10日のものもあるので注意です!

コンタクトしたままでもOK?

コンタクトレンズのうち、ソフトレンズは薬物や防腐剤を吸着して薬が効きすぎたりレンズが変形してしまうことがあるので、目薬を使用する時はは外しておくのがベストです。

・ハードコンタクトレンズ(酸素不透過のもの)
・ICL(後房型有水晶体眼内レンズ)
・1Dayのソフトコンタクトレンズ

しかし、上記2つは防腐剤が吸着されにくい、1Dayはその日限りで捨ててしまうので防腐剤ありの目薬を使用しても問題ないとは言われています。

市販の目薬には説明文を、病院で処方された薬は医師または薬剤師に確認しましょう。

コンタクトレンズを再度つける場合は、点眼後15分程度空けましょう

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この記事を書いた人

地域の薬局薬剤師。人生のモットーは「人々の快適の手伝いをする」こと。医療系以外にFP3級取得などライフプランニングに興味あり。

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