知って得する!お薬手帳の使い方

薬局に行った時、必ず「お薬手帳はお持ちでしょうか?」と聞かれると思います。

なぜなら、お薬手帳をご利用いただくことでより安心安全にお薬をお使いいただくことができるからです。

今回はお薬手帳で出来ること、気になる冊子とアプリの違いを解説していきます!

目次

あなたはお薬手帳をお使いですか?

お薬手帳とは、お薬やサプリメントを使用した履歴をまとめているものです。

病院で処方してもらった薬はお薬手帳シールを貼ることで、市販薬やサプリメントはご自身で書き込んでもらうことで履歴が作れます。

お薬手帳には、実はいろいろなメリットがあるのです。

お薬の飲み合わせを確認できる

お薬のそれぞれの種類により、一緒に服用することで効果が強くなったり、弱くなったりすることがあります
また、病院で処方された薬に限らず市販薬やサプリメントでも、飲み合わせに影響が出ることがあります
お薬手帳があれば、医師や薬剤師が履歴を見て飲み合わせを確認し、管理をしてくれます。

副作用のリスクが減る

今までお薬やサプリメントを服用して体調が悪くなった場合も、お薬手帳に記載しておきましょう。医師や薬剤師が副作用が起こった成分を避けて薬を選んでくれます

緊急搬送時や災害時でも安心

ご自身が緊急搬送された時にお薬手帳があれば、現在の服用歴や副作用歴を直ぐに確認できるので、救急処置に大いに役立ちます
また、災害時で受診が困難な場合は、お薬手帳で慢性疾患の治療を行っている事を確認できれば、処方箋がなくてもお薬をお渡しできる場合があります。実際、東日本大震災ではお薬手帳によりスムーズに診察が行うことが出来ました。

薬局での窓口負担が減る

同じ薬局で3ヶ月以内に再びお薬をもらう時、お薬手帳が無いと、有る場合と比べて10~40円(負担割合で異なる)かかってしまいます
また、薬が過剰に余っている可能性があれば患者様の希望の上で量を減らすことができ、お薬代を減らすことができます。

紙タイプと電子タイプの違い

紙タイプ(冊子)

・閲覧がしやすい
・家族や医療機関に預けやすい
・メモなど書き込みがしやすい

・持ち運びが不便
・家族分など数冊あるとかさばる
・紛失するとデータ復旧が困難

薬局では無料でお渡しをしています。販売されているものもあるので、お気に入りの手帳を作ってみるのもいいですね(*^^*)

電子タイプ(アプリ)

・携帯しやすい
・情報を自動送信してくれることがある
・処方箋送信機能など様々な機能がついている

・専用QRコードから薬剤情報登録する手間がかかることがある
・アプリのサービス提供終了でデータが無くなる恐れ
・端末の電波が悪かったり電池切れだと閲覧できない

おすすめのお薬手帳アプリは、「EPARK」と「つながる薬局」です。
どちらも無料でご利用いただけます。

EPARK

ここがポイント!
血圧や予防接種の記録も登録できる万能アプリ
https://okusuritecho.epark.jp/renew

つながる薬局

ここがポイント!
LINEを介したアプリなので、新しいアプリを入れなくて良くスマートに管理
https://psft.co.jp/customer

薬剤師側の意見としては、冊子タイプの方はアナログであるものの、受診時や来局時に直ぐにページを見て確認でき、メモ等も残しやすいので良いなと思っています。それぞれみなさんの使いやすさで選んで見てください!

中には紙タイプと電子タイプの二刀流の方もいるみたいです⚾️

まとめ

・安心安全にお薬を使っていただくために、お薬手帳はとても大事
・健康面だけでなく、金銭面でもメリットがある
・冊子とアプリではメリットデメリットそれぞれあるので、使いやすい方で利用しましょう

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この記事を書いた人

地域の薬局薬剤師。人生のモットーは「人々の快適の手伝いをする」こと。医療系以外にFP3級取得などライフプランニングに興味あり。

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