いざ、勉強しようと思ったときに迷うのが参考書選び。
そんな貴方へ、参考書を選ぶときに大事なこと&現役合格の私が使ってみた中でおすすめのものをお伝えします!
※一個人の感想ですのでご了承ください。
参考書を選ぶときに大事なこと
参考書を先輩から譲ってもらった、中古品で買ったという話を聞くことがあります。
安くても数千円、高ければ数万円いくものもあるので、出費を抑えたい気持ちは十分にわかります。
ただ、薬剤師国家試験で大事なのは
情報の新しさ。
私は第109回薬剤師国家試験を受験したのですが、必須問題の薬理はまさかのほぼ新薬。直近の情報を仕入れとかないと必須で足切りをくらう可能性もあったのか…と恐ろしくなりました。
自分への投資だと思って、必ず“最新版”を購入しておくことをおすすめします。
【おすすめ問題集】青本・青問(薬学ゼミナール)
薬学生なら知らない人はいない「青本・青問」。
現に薬剤師国家試験の受験生95%以上が使用しているとも言われており、圧倒的なシェアを誇っています。今や薬剤師国家試験の合格基準は、上位から合格させるという完全相対評価。みんなが解ける問題を取りこぼさないためにも、青本・青問は持っておくのがベストです!
「青本」は全範囲を網羅しており、出題頻度の高い単語は赤字や黒太文字で記載されていて見やすいです。フルカラーで図もたくさんあり、本当に教科書です。
「青問」は過去7年分の既出問題と薬ゼミ模試の過去問やオリジナル問題が収載されています。国試の過去問だけじゃないところも嬉しいところ。また、既出問題に関しては正答率も表示されているので、取り組む問題の優先順位をつけやすいです。
薬ゼミブックスウェブストア、全国の書店および薬系大学の売店で購入できます。
【おすすめ問題集】回数別問題集(薬学ゼミナール)
青問は分野ごとの問題集だったのに対して、回数別問題集は年度毎に分けられています。同じく正答率の記載があり、103回からは解説に『薬ゼミオリジナル関連問題』が追加されています。こちらは比較的薄く、持ち運びが簡単なのが良いポイントです!
こちらも、薬ゼミブックスウェブストア、全国の書店および薬系大学の売店で購入できます。
余談ですが、私は
苦手潰し:青問解く→青本の解説読む
模試前:過去問(厚労省HPからダウンロード、印刷)解く→回数別問題集の解説読む
という使い方をしていました。青問は特定の範囲、回数別問題集は実際の出題範囲に適しているので、目的に合わせて使い分けるのをおすすめします(*^^*)
【おすすめ要点集】薬ゼミの出る本 薬剤師国試に頻出TOP33医薬品(薬学ゼミナール)
要点集はあまり好まない私ですが、これはよくまとめられているなと感動しました。
国家試験に頻出の医薬品33品目を、薬理だけでなくその他の科目にも結びつけて覚えることができます。
体系的な学習は紐づる式に知識を結びつけるので、覚える量を減らしてくれるメリットがあります。薬剤師国家試験は膨大な知識量が必要なので嬉しいですね。また、近年の国試は他の科目を横断して問われることも増えてきているので、この学習方法は習得しておいて損はないです。
非売品なので購入はできないですが、全国の大学で配布しているみたいなので、手元にきたら捨てずに使いましょう。
【おすすめ資料】薬がみえる voL.1~4 (MEDIC MEDIA)
この参考書は、私が薬学部低学年のころから愛読しているものです。
おすすめポイントとしては、以下の内容があります。
・イラストが多く、薬理作用や副作用の機序がわかりやすい
・同種薬がまとめられている
・「病気がみえる」とも連携しており、疾患自体の理解も深まる
活字が多い他の参考書と比べて、圧倒的に読みやすいです。かと言って情報量も細かいところまで網羅されているので、知識もしっかり身につけられます。最近は電子版もあるので、iPadで勉強しやすいのも嬉しいですね!
![]() | 価格:4400円 |

![]() | 価格:4950円 |

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番外編:国試解説動画
先程まで本を紹介してきましたが、この記事を読んでいる皆さんには是非解説動画も使っていただきたいです。
無料で視聴できる解説動画は以下のものがあります。
薬学ゼミナール
★過去問全てに解説アリ
★視聴方法:青問など薬ゼミ書籍のQRコード、薬ゼミの公式LINE
★問題によっては解説の当たりはずれ大
REC
★一部の問題は解説なし(リクエストの多い問題から動画作成される仕組み)
★視聴方法:e-RECのサイト(無料登録すると演習サイトも利用できる)
★問題によっては解説の当たりはずれ小
解説読んでも理解できない…などあれば、解説動画を視聴してみるのもおすすめです。
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